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MMIの医療経営相談室 過去にあったご質問・ご回答
ご質問医師の人事考課制度(評価制度)について

医師の人事考課制度(評価制度)について代表的な評価項目や評価者、フィードバックの有無や方法、報酬への反映方法などの事例があれば教えて下さい。

ご回答病院活動のキーマンが医師ですから、職員の人事考課のポイントは医師の考課です。ところが、民間病院では「医師の機嫌を損ねては・・」との配慮から、医師の人事考課を積極的に行うところは少ないようですが、病院の評価は「患者の満足度」に係りますから、医師を外した人事考課は単なる人件費調整の手段に過ぎません。
医師の人事考課の評価視点は「患者の好感度(説明の仕方、言葉遣い、服装、医療技術への信頼度)」「医療チームワークへの寄与度(クリティカルパスへの協力姿勢、学術研修への協力度、クリニカルカンファレンスへの協力度)」「法人行事への参画姿勢(各種委員会活動への協力度、組織運営ルール遵守姿勢)」などが主要評価視点です。
評価者は院長、副院長、各診療科医長、看護部長です。人事考課のフィードバックは院長の各医師指導の教材とすることです。事例として医師の人事考課は医師給与には反映させず、医長登用、社員への参加勧誘などキャリアステップの判断材料としているケースをよく見かけます。

ご質問新規開業クリニックのオープニングスタッフ採用について

新規開業するにあたって、オープニングタッフの採用について、以下の点について効果的な方法や参考となる事例等があれば教えてください。なお、基本的には非常勤タッフ(事務・受付、看護師など)の採用です。(1)募集方法について(応募媒体の使い方) (2)書類選考でのポイント (3)面接でのポイント(人材の見分け方など) (4)育成のポイント(非常勤スタッフの育て方など)

ご回答病院の新規開院ならばオープニングスタッフは大量採用しなければならないのですが、クリニックの新規開業とのことですから、看護師は数名、事務員1~2名と想定します。
(1)募集方法について
病院の場合は、新規卒業の職員募集が中心となりますから、看護師、技術職員、事務員ともに養成機関(学校)を訪問して学校が推薦する者の中から選考しますが、クリニックの場合はそこまでする必要がなく、また新卒者よりも医療機関での勤務経験者が必要ですから新聞広告や新聞折り込み広告やハローワークでの求人広告でよいでしょう。
(2)書類選考でのポイントについて
履歴書と場合によっては小論文での書類選考になりますが、選考基準は経験年数と取得している技能の確認と仕事に対する姿勢です。また、出来れば前勤務先での給与明細書の提出を求めることも必要で、これによって採用時の給与決定が容易になります。
(3)面接でのポイントについて
医療の仕事への姿勢、意欲、経験している技能の程度、患者サービスの習熟度、組織活動の適否、コミュニケーション能力などの確認です。
(4)育成のポイントについて
採用直前まで医療機関に勤務していた採用者であれば必要ありませんが、勤務していない期間がかなりある採用者であれば、新規開業クリニックと同じ診療科の医療機関(病院の方が良い)での体験学習が必要です。医療の職場は環境変化のスピードが早いものですからブランク期間の環境変化に慣らす事が必要です。

ご質問増患対策として有効な方法を教えてください

増患対策や広報活動として、ホームページのリニューアルを考えています。増患をするためにはどのようなホームページを作ったらいいのでしょうか。

ご回答増患対策は、告知活動→認知→来院→再来院(ファン化)という流れが一般的です。
現在、都市部では初診の患者は60%がホームページを見て来院といったところまできています。特に専門性を広く告知するのに最適なホームページ戦略についてご回答いたします。
最初に、増患の為のホームページ作りには二つの重要なポイントがあります。
(1)ホームページの閲覧数を増やすこと
(2)ホームページ閲覧者の来院を増やすこと
閲覧数の増加にはYahooやGoogleといった検索エンジンのキーワード検索で、上位に表示される取り組みが必要です(SEO対策と呼ばれます)。これは専門家に依頼すれば、比較的簡単に出来ます。
ホームページ閲覧者から実際の来院患者数を増やす為には、患者さんに「ここに行きたい」と思わせる情報提供が重要です。患者さんの知りたい内容を見栄え良く、分かりやすく伝える工夫が出来ていたり、また、何を地域の方々へ伝えたいのかは明確になっていることが大切です。
以下考えられるポイントを箇条書きします。
◆継承Drの得意分野、略歴
◆どんな診療所なのか?(院長先生の方針やモットー、経営理念や医業理念など)
◆どんな治療に力をいれたいのか(専門性や特筆すべき診療内容)
◆後方支援病院との連携の具体例
◆どんな患者さんに来院していただきたいのか(どんな症状のときか、など)
◆接骨院や地域のほかの無床診療所との違い
その他の告知・啓蒙活動としては、上記コンテンツの構成に十分配慮した開院のご挨拶状や医院のパンフレットをポスティングや折り込み広告によって配布、新しいドクター・スタッフ・設備などをお披露目する内覧会の開催、地域の方々と実際に触れ合える健康教室の実施などがあります。

他、多数


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